園長先生の挨拶

 


 草木がぐんぐん伸び、生い茂っていくころとなりました。明日から弥生3月を迎えます。早いもので、進学・進級を目前にした総仕上げの月となります。
 先日のおたのしみ発表会では、普段の保育がそのまま伝わり、こんなこともできるんだと新鮮な思いでその成長を見られた保護者の方も多かったのではないでしょうか。
 子ども達はそれぞれ一つ大きくなることを楽しみにしている姿が見られます。
 年長児さんもいよいよ小学校です。3校の小学校へそれぞれ旅立ちますが、長い月日、保育所で培った 何事にも興味関心を持ち積極的に関わる力(考える子)・ありがとうごめんなさいが素直に言え、他人を思いやる力(すなおな子)・生活に必要な基本的生活習慣を身につけ、最後までやり抜く精神力と気力を持つ(じょうぶな子)これらの力は生きていく力となって一人ひとりの心の中にしっかり蓄えられているものと信じます。
 はじめの一歩を経験し、多様な人間関係の中で育ってきた子ども達も、多くの刺激を受け、家族をはじめ関わった人たちに支えられながら共に大きく膨らんだ多くの喜びを実感しています。今まで身に付けてきた“考える子”“すなおな子”“じょうぶな子”を大切にしながら、それぞれの成長を認め、励ましながら新しい生活に向かう自信を持たせるようにしていきたいと思います。
 「ありがとう」そして「さよなら」の季節・・・。私達も保護者の皆様も子どもと一緒に育ちあっていることを肝に銘じながら、残り少ない1日1日を大切に過ごしていきましょう。